レイキを習ったけど、よく分からない、上手く行かない

香りの森
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ネットでたまに見かけるのですが「レイキを習ったけどよく分からない」という感想があります。この現象を「レイキ難民」と揶揄したりもしますが、これにはいくつかの理由や背景があります。困っている方は、以下を参考にしてみて下さい。解決方法が分かるかもしれません。

(1)レイキを誤解してる?

レイキを自分で作って出すものだと誤解しいると上手く行きません。本来は、無意識に手を当てるだけで、「出す」「送る」とはしないものなのですが、誤解してそのようにやってしまっていると、疲れますし、そもそもレイキのエネルギーではなくなります。

では、どうしたら?:このサイトのレイキの説明や、どうやって使うか、などレイキの正しい理解をして、正しいやり方で手を当ててみて下さい。もし、間違ったことを教わったようでしたら、スクールや先生を変えた方が早道です。世の中には、間違った理解で「レイキ」と称して、レイキではないことを教えてる人も散見されます。

(2)上手く出来てるか気にしすぎてる?

手を当てていて、自分がそれで出来ているのか分からないときがあります。レイキは、その量も効果も、全て自分と相手の身体に完全に委ねます。自分が何を感じるか、相手が何を感じるか、それは予め予想がつきません。特にレイキを送る側は、何も感じない場合もあります。では、どう判断したら良いのでしょうか?

では、どうしたら?:
レイキは無意識で出るものなので、送る側はハッキリと分かりにくいです。そういうものだと思って下さい。そこを余り気にしすぎると本質から外れてしまいます。でも、気にしないんだけど、手を当てていて自分が心地良く感じれていれば必ず上手くいっています。それは何故かというと、心地良いのはレイキが沢山流れているからです。

もう一つは、相手から感想をもらうことです。「気持ちいい」「癒される」「身体が楽になった」などですね。良い感想だったら、あっ一応出来てるんだって分かりますよね。相手からの反応はすごく自信が付きます。ですから、他人にレイキを使うことは非常に大事です。自己ヒーリングだけしかしない人は、結局レイキは分からないことがよくあります。

そして究極的には、実際の効果で判断すると言うことです。これは癒し的な効果でも良いですし、不調や病気に対する効果でも良いです。当ててるときに自分が分からなくても、当ててるときに相手が何も感じなくても、実際の効果があれば、それはレイキがちゃんとで来ていることになります。そもそも、それが目的でやっていますから。実際の効果を出すには、(1)当てている時間と、(2)当てる箇所が大事になってきますが、それは、ここで説明してあります

(3)力みが抜けていない?

身体や手(心もですが)に力や力みが入ってしまっていると、レイキの流れが悪くなって、レイキの量が少なくなり、それで実感が出ていないのかもしれません。また、手や腕に力が入ってしまっていると、受けている人が不快に感じたり、違和感を感じたりもしますので、二重に問題になります!

私たちは日常知らず知らずのうちに、身体や心に力が入ってしまっていることがよくあります。だから肩が凝るのですが(笑) 初心者の方は、もう一度意識して力を抜くように心がけてみて下さい。これは男女ともにそういう傾向があるのですが、男性は力を抜くのが超~苦手です。目的意識が強すぎたり、頑張ろうとしたり、上手くやろうと焦ったり、男性はそういう傾向がメチャ強いです。

では、どうしたら?:: この「力を抜く」というのが、実は対面の講習で教えてもらわないと、中々上手く出来ない部分なのです。対面の講習でさえも、何度も指摘させて頂いて、それで徐々に良くなっていくぐらいです。自分で「力を抜いている」と思っていても、全然ガチガチになっている場合がかなりの確率であります。これは、ご自分で徹底的に練習して頂くか、ちゃんとしたマスターに実地で手を取り教えてもらうしかないです。ただし、意識していれば、時間がかかっても徐々に良くなっていくと思いますので、気をつけてみて下さい。

(4)不要な技法で緊張が?

手を当てる前の「レイキシャワー」や「オーラ浄化」などの儀式的な技法は、使いたかったら使っても良いのですが、それが義務的になってしまうと逆効果になります。「ちゃんと出来ているだろうか?」と不安が生まれてしまうのも逆効果。帰って緊張してしまって、レイキの流れが悪くなったり、人前でレイキを使えるチャンスを逃してしまったり、あまり良いことはありません。

では、どうしたら?:どちらかというと、「レイキシャワー」や「オーラ浄化」などの儀式的な技法は使わない方が上手く行くと思います。そもそも、こういった技法は欧米のレイキ以前のやり方だったり、「接続する行為をしないと使えない」という誤解から来ている技法なんです。もともとの日本の靈氣にはそんなものはありません。結局のところ必要ないのですから、「是非やりたい!」という人以外は、使わないほうが、かえって上手く行きます。レイキは無意識で勝手にいつも流れているのだというレイキの本質をよく理解すれば、必ず上手くいきます。

(5)スタンダードポジション(12ポジション)しか使わない?

西洋レイキのスクールでは、手のあて方として、予め決められた場所を決められた順番で当てていくという、スタンダードポジション(別名 12ポジション)しか教えないところが多くあります。この〇〇ポジションしか教わっていないと、レイキを使っても「どうもよく分からない」ということが起こります。〇〇ポジションは癒し的な目的では良いのですが、相手やその状態によっては、反応や効果が分かりにくいときがあります。そして、治療やセラピーとしては、当てる箇所が的外れになってしまう場合がよく起こります。

では、どうしたら?: レイキは「悪い箇所に手を当てる」というのが基本ですので、それに立ち戻ってみて下さい。極めて単純です。凝っていれば凝っている筋肉に当てればよいし、お腹が痛ければ痛い箇所に当てればよいし、メンタルなものは頭に当てれば良いし、眼が悪ければ眼に当てればよいし、こんな簡単な事ありません! 基本に立ち返りましょう。〇〇ポジションを厳密に捉えてしまうと、弊害のほうが多くなります。途中で止めてはいけないとか、1箇所〇分やらないといけないとか、全部ウソですから。

(6)自分にしか使っていない?

自分にしかレイキを使っていないと「どうもよく分からない」という場合があります。これは特に、上記のスタンダードポジション(別名 12ポジション)で自己ヒーリングした場合にそうかもしれません。レイキは他人からやってもらう方が分かりやすいのです。私のレイキスクール(香りの森)のオープンディにいらっしゃる方で、他のスクールでレイキを習ったけどよく分からないというケースの多くは、自分にしか使ったことながない場合です。

では、どうしたら?: 是非是非、レイキを他人に使ってみて下さい。スタンダードポジションでなくてよいです、というか最初はスタンダードポジションではなく、凝っている箇所や不調のある箇所を聞いて、そこに手を当ててあげて下さい。きっと「気持ち良い!」とか「暖かい!」とか良い反応がもらえると思います。時間は最低5分は当ててみて下さい。症状のある箇所でしたら10分以上当てていると、その症状も軽くなっていきます。

レイキはもちろん、自分の悪い箇所に当てて効果を出せるのですが、他人に使うことで色々なすばらしい体験が出来ます。これはまた別のページでご説明します。

(7)当てる時間が短すぎ?

これも「よく分からない」という場合に、頻繁に当てはまることです。これもスタンダードポジション(別名 12ポジション)しか習っていないと、5分以上当てるという発想がなくて、そうすると「いつも効果が出ない」という結果になります。そもそも、レイキというのは、必要に応じて長く手を当てるものなのです。スタンダードポジション(別名 12ポジション)は非常に特殊な使い方なのです。レイキは送るエネギーの量を時間で稼ぎます。時間が短ければ、それだけ送るレイキの量も少なくなります。

では、どうしたら?: 不調箇所や症状のある箇所は、長く手を当てる必要があります。正確な時間はヒビキを見つけて、ヒビキの治まるまで手を当てるのでが、ヒビキが分からないときは以下を目安にして下さい:

一過性の軽い問題数分~5分
普通の肩こりぐらい10分~15分
病気・慢性症状[30分~60分]を必要な日数

レイキで長い時間手を当てられるようになるには、これまでお話しした
 (1)レイキの正しい理解
 (3)力を抜く
 (4)不要な技法で緊張しない
も必要ですし、同じ姿勢のままでいないで、手を当てている最中の自分の姿勢や体勢の調整がとても大事です。この辺りは、対面の講習で実際に先生から教わるのが一番の早道です。

(8)出るレイキが少ない?

アチューメントが不十分だったり、講習の時の練習が足りていないと、身体のレイキの流れがまだ完全ではなくて、出るレイキの量が実感が出るほどに達していない場合もあります。これは遠隔でアチューメントを受けただけとか、対面の講習でも練習がほとんどなかったとか、そういうケースでよくみられます。

レイキの量は、レイキの感覚が分かる経験者に当てさせてもらえば、ある程度してもらえます。これまでお伝えした(1)~(7)が当てはまらない場合は、このケースを疑ってみてもよいと思います。

では、どうしたら?: 1人で出来る改善法としては、発霊法をしばらくの間出来るだけ毎日して頂くと効果的です。もちろん、再受講して頂いたり、レイキマスターからさらにアチューメントしてもらうという選択肢もありますが、習うレイキマスターやスクールを選び直すというのも有効な選択肢の一つです。

まとめ

レイキの講習を受けて、使ってみてもよく分からないというケースは、色々な原因が考えられます。ここまで読んで頂いて、当てはまりそうなものはありましたか? 解決策は模索できましたか?

では、どうしたら?:これね・・・上手くいかないと、色々と頭で考えてしまいますけど、一番大事なのは(1)で書いたように、ご自分の身体に任せる、委ねる っていうことなんですよね!

レイキが流れるって、皆さんが息をするのと同じぐらい自然に起こるものなのです。あ~かな、こ~かなって考えて過ぎてしまうと、泥沼に入ってしまうかもしれませんが、一旦「委ね」ことが出来るようになれば、こんな簡単なものはありません。ほんとですよ!

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